月匣内部:美坂香里

「……こちら
K。まもなく作戦行動を開始します。オーバー」

0-PHONEで本部オペレートルームの報告通信を終え、あたしは所定の位置に着く。
あたしは今、絶滅社が追っているエミュレイターの一体を追い詰め、同士のエージェントと共に、臨戦態勢に入る。
 〈月衣〉から、愛用の“箒”ドラゴンブルームを取り出し、構える。

「時計合わせ。……3、2、1……出撃!」

 エージェントたちは、物陰から姿を現し、自前のガンナーズブルームでの砲撃を開始。
 あたしはその射線を掻い潜って、目標に接近する。

「美坂! 前に出すぎだ!」

 エージェントの一人が何か言っているが気にしない。
 あたしはドラゴンブルームに(ロン)を注入し、それを雷に変え、まとわり着かせる。
 これぞ、あたしたち龍使いの能力が一、《雷竜》!

「はあああああっ!」

 プラーナを開放し、渾身の一撃を目標に叩き込む。その一撃でエミュレイターは吹き飛び、霧散。目標の消滅を確認し、作戦の終了を報告するため
0-PHONEを取り出したその時。

「美坂! 上だ!」
「な! しまった!」

 上空に存在したもう一体の存在に気づけず、不意をつかれ、防御が間に合わない。
 急ぎ、あたしはドラゴンブルームをクロスして構え、防御の体制をとった瞬間。
 更なる上空からの、激しい砲撃。
 完全にあたしの不意をついたはずのエミュレイターはその砲撃によって蒸発する。
 その一撃を放ったのは……

「……無事?」

 抑揚のない感情を押し殺した声。
 その人物は、長く伸ばした緋色の髪をたなびかせ、その身体をガンナーズブルームに乗せ、深紅の瞳をあたしに向けて問う。
 彼女は緋室灯。
 絶滅社の中でも、有数の実力を持つエージェントであり、かつてのマジカルウォーフェアでも、世界を救ったウィザードの一人。

「はい、助かりました。緋室さん」
「……そう」

 緋室さんは全員の無事を確認すると、そのままガンナーズブルームを駆って、はるか上空へと消えていく。
 ルーラーを失い、月匣が解除され、そこは元の雑居ビルに戻る。
 今度こそ任務の完了をオペレートルームに報告する。

「ご苦労様。撤収の指示が出ました。各自散開の準備を」
「待て、美坂」

 エージェントの一人があたしを呼び止めた。

「お前にはもう一つの任務が言い渡されているな。そっちはどうなっている?」
「……問題ないです。監視対象は現状維持。以上です」
「そうか。しかし危険と判断した場合は……わかっているな?」
「……はい」

 なるべく感情を表に出さないよう、努めて冷静な声で返答する。

「では、散開」

 エージェントたちはそれぞれ、何事もなかったかのように日常の風景に紛れ込んでいく。
 そんな中、あたしは一人、その場を動けずにいた。
0-PHONEを開き、任務内容のメールを、今一度チェックする。
 そこにはあたしの監視対象。明らかに盗撮されているのに気づかないショートボブの少女が、何事もないように談笑している写真が添付されていた。



下校帰りの道程:北川潤

「んー……」

 大きく伸びをして体をほぐす。今日も一日平和でよかった。ここしばらくはエミュレイターも出てこねえから、気楽な気分だ。
 転校してきた相沢ともうまくやってけそうだし、学校も退屈しないですみそうだぜ。今日は久々にゲーセンでも寄って、遊んでくとするかな。
 よし、そうと決めたら即決即行動!
 最寄のゲーセンに、いざ、しゅっぱーつ!
 つっても、所詮ここにあるゲーセンなんて、大したものは置いてない。
 とりあえず新作のゲームが導入されてるかチェックするが、やっぱりねえ。
 しょうがないので、前からある俺の得意な格ゲーでもやって、気分転換するか。コインを落とし、得意なキャラを選んで、
CPUとの対戦だが、いい加減単調すぎて退屈すぎ。もちっと歯ごたえのある奴が乱入でもしてくれりゃ、ちっとは楽しめるのに、と思ったときだ。

HERE COMES THE NEW CHARENGER

 画面に表示される乱入者の表示。おっと、対戦ですか。熱くなって来たねえ。筐体挟んで相手の顔は見えねえけど、少しは楽しめそうだ。
 相手はトリッキーな攻撃が得意なキャラを選んできた。俺の持ちキャラはパワータイプ。力で翻弄していくタイプだ。
 よっしゃ、かかって来いや!!



 マジかよ……ストレート負けってありえねえだろ……
 完全に相手の動きに翻弄されて、手も足も出せずにあっちゅう間にやられちまった……
 こんな負け方、さすがに経験ねえぞ……マジでへこむ……

「ふう、本人も弱ければ、ゲームのキャラも弱いのね」
「ああ!?」

 明らかに小馬鹿にした声にカチンと来て、筐体で顔の見えないそのむかつく奴の顔を拝んでやろうと立ち上がる。
 そしてその顔が明らかになったとき、俺の顔は狼狽で引きつる。

「て、てめえは……」
「チャオ」

 気軽に手を振って俺をあざ笑うような表情をした、見た目はあどけない俺らと年の変わらない女の子。
 しかし、その銀の髪と金の瞳、何より特徴的なそのポンチョ姿。

「ベール=ゼファー!」

 “蝿の女王”の二つ名を待つ大魔王は、楽しげに俺の狼狽する表情を眺めていた。



 ゲーセン裏の人気のない路地裏。どこのどいつが書いたんだか分からない落書きで埋め尽くされた壁に、ベルは寄りかかる。
 俺はいつでも戦える準備できるよう、構えをとる。

「何身構えてんのよ。別にあんたをどうこうしようって気はないわよ?」
「信用できるかよ」
「ふうん……」

 挑発的に笑ったベルは、俺が眼を反らしてもいないのに、その姿を、瞬時に掻き消す。そして、次の瞬間には、ベルは俺の後ろに回りこんで、俺の首をやんわりと掴む。
 それだけで、どっといやな汗が噴出す。

「あんた程度、殺すのに2秒もいらないのよ? 今生きてるだけ、ラッキーだと思いなさい」

 ベルは、俺の首からすっと手を離すと、俺の正面に立ち、妖艶な笑みを俺に向けた。
 俺は今までベルが首を当てていたところに手を当てる。あのひやりとした手の感触を思い出し、身震いする。あの瞬間に、ベルは俺の首をへし折ることくらい、簡単だったはず。それをしないということは……

「今日は貴方にお願いがあってきたの」
「お願い、だあ?」
「そう、お願い。聞いてくれるわね? 北川潤」
「…………」

 何企んでやがるんだ? こいつは……
 どうせろくでもないこと考えてやがるんだろうが……
 悔しいが、俺じゃこいつに勝てねえ。
 おとなしくこいつの話を聞くしかない。
 俺の沈黙を肯定と受け取ったのか、ベルの奴は勝手に話を始める。

「ちょっと潰して欲しい奴がいるのよ」
「ああ?」
「あたしのゲームを始める前に、そいつがつまんないことを始めてるみたいなんだけど……気に食わないから、あんたに消して欲しいのよ」
「……ゲーム、だあ?」
「せっかく人がゲームの準備をしてるのに、そいつ、空気も読まないで勝手にひょいひょい行動してさあ、そろそろ目障りになってきたのよ。潰して」
「待てよ。何で俺に頼む? この街には、相沢や川澄先輩たちみてえに、化け物じみた強さの奴がいるだろうが」
「分かってないわね」

 ベルの奴は心底あきれた顔でため息をついた。

「相沢祐一と川澄舞こそ、あたしが主催する今度のゲームの主賓なの。だから、こんなつまんない事で死んでもらいたくないの」
「な……!?」
「そういうことよ。あんた程度でどうにかなりそうな奴だし、適当に処理して頂戴」

 ベルは一方的にそう言い放つと、

「じゃあ、よろしくね」

 ポンチョを翻してその姿をかき消した。
 そして、路地裏に一人、取り残された俺。
 完全に舐められてる……
 そう分かって、俺はやり場の怒りがこみ上げてくるのを感じた。

「……くそ、舐めやがって……!」

 そして、怒りの衝動を抑えきれず、俺は八つ当たり気味に拳をビルの壁に叩きつける。

「上等だよ……やってやる……そんでいつか……てめえをぶっ倒してやるぜ……」



天野神社:天野美汐

 放課後。私は一人家路に着き、頼まれていた仕事をこなす。
 その仕事の一つ、神社の境内の掃き掃除を終え、一息つく。
 縁側に用意した緑茶と、お茶請けに買ってきたどら焼きを少々。
 私、天野美汐はこの北の街でも有数の神社の一人娘である。
 天野家自体も、御門家、真行寺家など有数の陰陽師の家と深い繋がりがあり、私自身もまた、幼き頃から天野家の一人娘として、陰陽師の修行を受け、今では、この街で私と同じ世代のウィザードで肩を並べられるのはいないくらいだ。それゆえ、私は基本的にエミュレイターが出現したときは大抵単独で行動することが多い。足手まといは、少ないに越したことはないからだ。
 輝明学園伝統のクラブ、巫女クラブには所属しているものの、クラブの仲間とも会話したことはないし、ましてやクラスの中にも親しい友人もいない。年頃の少女がそれでいいのかと言われれば、否だ。しかし、私に友人がいないと言えば、決してそんな事はない。

「みしおー! 遊ぼー!」
「きゃ……こら、真琴。急に後ろから飛びついてきたら危ないでしょう?」
「あうー……ごめん」

 子供のように無邪気な声で後ろから飛びついてきた少女。
 彼女は沢渡真琴。
 見た目こそ人間だが、ものみの丘に住む妖狐の一人であり、私が唯一信頼しているパートナーである。
 彼女との出会いはごく単純なもので、人間世界に好奇心でやってきた彼女は、お金の使い方も何も分からずに、いきなり行き倒れてしまったところを、偶然通りかかった私が助けてあげたのだ。以来、彼女は私に懐き、そのまま天野家へと入り浸っている。父や母も、彼女のことを、最初こそ迷惑がっていたものの、私と肩を並べるその実力を徐々に認め、最近ではよほどの粗相がない限り、その行動を黙認している。例えば、私と親しげに話すことすらも。

「ねーねー、美汐、最近退屈よぅ」
「そうですね……世界結界の弱体化により、エミュレイターの出現頻度が上がったとはいえ、ここ最近は妙に大人しすぎますね」
「これって、えーと、そう、なんだっけ……」
「嵐の前の静けさ、ですか?」
「そう、それそれ!!」

 真琴の言い分も最もだ。ここ最近、エミュレイターが妙に大人しすぎる。何かの危険な予兆の表れかもしれない。
 そう考えていたとき、私の
0-PHONEが鳴る。発信者の名は不明。そもそも私が登録している数なんて、恥ずかしい話だが、両手で数えられるくらいでしかないが。
 恐る恐る出てみると、受話器越しに、威厳ある女性の声が聞こえてきた。

『天野神社の長女、天野美汐さんですね』

 電話越しの相手は、どうやら私のことを知っているが、私はその声に聞き覚えなどあるわけがない。警戒の色合いを混ぜた声色で問いかける。

「……その通りです。貴方は何者ですか?」
『これは失礼しました。私の名はアンゼロット。この世界を守護する者です』
「あ、アンゼロット様!?」

 これは恐れ多い。アンゼロット様と言えば、世界を見守る女神のような存在。その様な方が私に何用だろう。

『美汐さん、これからする私のお願いに“ハイ”か“イエス”でお返事してください』
「……は?」

 それは一般に、拒否権がないと言わないだろうか……?

『ここ最近、そちらのエミュレイターがおとなしいのはおそらくご存知ですね?』
「……はい」
『しかし、そちらでは最近、魔王級エミュレイターの反応が最近になって頻繁に捕らえられていたのは、ご存知だったでしょうか?』
「……え?」
『先日、貴方の街で裁定者の素質を持ったものに、魔王級エミュレイターが接触したとの情報を得ました。これはきわめて危険な状況であることは、ウィザードの美汐さんなら、想像に難くないでしょう』

 ……嵐は私が予想していた以上に激しいものだった。
 裁定者――この世界の『常識』を確定させる力を持つ人間を巡って、ウィザードとエミュレイターは幾度も争いを起こした。お互いにとって都合のいいような世界を書き換えようとするために。
 今の世界が在るのは、裁定者による『科学』が、人々に『常識』として受け入れられた結果である。
 そして、現在、エミュレイターが私たちの街にいる裁定者に目をつけた……

『現在、既に絶滅社が裁定者の監視を行っておりますが、いつ魔王が大きな動きを起こすか分かりません。貴方には、肝心の魔王を探り出し、討伐をお願いしたいのですよ』
「……なぜ、私になのでしょう? 魔王級のエミュレイターを相手にするには、川澄先輩や倉田先輩のような適任が……」
『美汐さん、貴方は世界律というものをご存知ですか?』
「世界律……?」
『今回の世界の危機を救うのに、彼女たちの力は強すぎます。無論、貴方以下の実力でもいけませんし、貴方以上の力では強すぎる。私が強すぎる力を持つゆえに、世界に干渉することを禁じられているのと同じ理屈です』

 つまり、大きな力を持つがゆえに、時にそれが害をなすこともある。今回の事件はまさにその典型的例なのだろう。
 ならば私の答えは決まっている。

「……そういうことならやむを得ません。私程度がどこまでお役に立てるかどうか分かりませんが、お力になります」
『話が早くて助かりますわ。全く、祐一さんや柊さんも、美汐さんを見習って欲しいくらいですわ』
「……は? どなたですか?」
『いえいえ、こっちの話です。では、美汐さん。ご協力よろしくお願いします』
「了解です。それで、その魔王というのは一体何者なのでしょう?」
『その調査も兼ねて、美汐さんにお願いしています』
「……はい?」

 ……つまり、何もかも、こちらで調べろ、と? それは敵の正体も何も分からない真っ暗闇の状態で、いきなり戦場に放り込まれたに等しい行為ではないだろうか?

『天野家や御門家、真行寺家、そして貴方が懇意にしているくれはさんのご助力があれば、何かしら分かるかもしれません。敵を知ればすなわち百戦危うからず、です』
「あの……それって、一般的に言う丸投げという奴では……それ以前に、アンゼロット様がおっしゃる裁定者とは一体どのような人物なのでしょうか?」
『そちらについては、もしかすると、美汐さんのほうが詳しいかもしれませんよ?』
「は? それは一体どういう……? そもそも私、真琴やくれはさん以外に親しい人に心当たりは……」
『ささ、そんな事はどうでもいいので、ちゃちゃっと、魔王の討伐、よろしくお願いしますね』

 一方的に言い切られ、通信が切れる。

 つーつーつー

 電話の切断音が鳴り響く中、私は話の大きさと、アンゼロット様のあまりの適当さに、呆けてるしかしかなかった。

「あう?」

 そんな私の様子を、真琴は何か心配そうに眺めていた。



輝明学園教室:相沢祐一

 俺が転校してから数日。
 あゆはどうやら、うちの学園に転入する手続きの真っ只中で、今は秋子さんと共に、ウィザードとしての訓練を受けている。
 それはいいのだが、最近どうにも気に掛かることが一つ。
 ここしばらく、エミュレイターの活動がおとなしい。
 俺がこの学園に転校してからこっち、エミュレイターに遭遇したのは最初の魔王と、あゆに襲い掛かってきたクリーチャー。これだけだ。
 ……いくらなんでも少なすぎる。

「では、この問題を……相沢、解いてみろ」
「……は?」

 しまった。今は授業中だっけ。
 まずったな、全然聞いてなかったし。

「すまん、香里。答え教えてくれ」
「…………」
「……香里さん?」
「はっ」

 ……どうやら香里も何だかあっちの世界に行ってたようで。
 名雪は……予想通り爆睡中。
 北川……端から当てにしていない。
 うわあい、これっていわゆる孤軍奮闘って奴ですか。
 ……分かるわけない。

「なんだ? 分からんのか?」
「すみません、全く分かりません……」
「仕方ないな……おい、斉藤、お前が解け」
「ういっす」

 結局その問題は斉藤とやらが解くことになった。
 俺はほっと胸をなでおろして、窓の外を眺める。
 と、

「ん……?」

 校庭内に、私服の少女が一人たたずんでいた。うちの学校にあんな奴いたっけ?

「なあ、北川。外に女の子がいるんだが、分かるか?」
「あー……?」

 いかにも不機嫌全開という感じで、俺の言うとおりに窓の外を眺めると、

「……女の子だな。私服の」
「だよな。誰だろうな?」
「知らねえよ……」
「……おい、北川。今朝からえらく不機嫌だが、なんかあったのか?」
「……まあな。昨日の帰りに、えらくむかつくことが一つ」
「ふーん……」

 こいつでもむかつくことってあるんだな。
 ま、人間だもんな。当然か。

「ま、俺でよけりゃ、相談に乗ってやる。いつでも言いに来い」
「……お前だから言い難いんだよ」
「あん? なんだって?」
「なんでもねえ……」

 ふい、と俺から視線をそらして、それっきり北川は黙り込んでしまった。



学食:水瀬名雪

「香里。最近何かあった?」
「え……?」

 香里はわたしの言葉に、何を突然という顔でわたしの顔を見返した。

「どうしたの、急に……」
「だって、香里、ここ最近様子が変だよ?」
「そうか? いつもどおりに見えるけど」

 今朝からずっと不機嫌だった北川君は、お昼ご飯を食べたら、少しだけ機嫌が直ったみたいで、普通にわたしたちの会話に入り込む。
 北川君はまるっきり気づかないみたいだけど、親友のわたしには分かる。
 香里、最近何か大きな悩みを抱えてる。
 それも、一人では抱えきれないくらい、大きい悩み。

「そういえば、今日の授業中にも、なんかぼーっとしてたな。何かあったのか?」

 祐一も香里がどこか変だということに気が付いてくれている。

「……何もないわよ? どうしちゃったのよ、名雪」
「……ホントに?」
「ホントよ。何もないわよ。何も……」

 トーンを落としながら、用意された学食を口に運ぶ香里。
 その様子は、どこかぎこちない。

「香里……」

 私はそんな香里の姿を見て、少し悲しくなる。
 わたしが、香里が嘘ついてるの、分からないとでも、思ってるのかな?
 それとも、わたし、そんなに悩みを相談できないほど信用されてないのかな?
 だったら、とても悲しいよ……
 わたしたち、親友だよ?
 香里が苦しんでるなら、助けてあげたいよ。
 だから香里。
 嘘は止めて、わたしたちを信じて話だけでもしてみてよ。
 香里……



Shadow Moonより

諸事情により、すみませんが感想は後日……


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